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RSウイルスワクチン接種開始について

RSウイルスワクチン「アブリスボ®筋注用」の接種を開始いたしました。

RSウイルス感染症(Respiratory Syncytal Virus)は特に生後6か月未満の乳児では重症化しやすく、基礎疾患の有無にかかわらず注意が必要です。

有効な治療法がなく、免疫でウイルスを排除することを期待するしかありませんが、赤ちゃんの免疫力は未熟なため、重症化しやすくなります。

最悪な場合、集中治療や人工呼吸器管理が必要となり、命に関わることもあります。

「アブリスボⓇ筋注用」は、2024年5月31日に発売されたRSウイルスに対するワクチンで、妊婦さんが接種することにより、妊婦さんの体内でRSウイルスに対する抗体が作られます。

胎盤を通じて胎児に抗体が移行し、生まれた後にRSウイルス感染による重症下気道疾患(肺炎や細菌感染等)を予防する効果が高く、また罹患しても重症化を予防する効果が期待できます。



【接種対象】

 妊娠24週~36週妊婦さん(妊娠28週から推奨)

【接種費用】

 33,000円(税込) ※自費での接種になります。

【ご予約】

 予約や受診については検診時にご確認いただくか、お電話にてお問い合わせをお願いいたします。




<本件お問合せ先>
NTT東日本札幌病院 産婦人科外来
011-623-7000
平日(月~金)※祝祭日は除く 8:30~16:50

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